前回は3人の大工さんで耐力壁(構造用合板)を貼っていくところまでお届けしましたが、約半日かけてあらかた貼り終えると、翌日からはほぼ1人での工事が始まります。
お家1棟を1人で!?とびっくりされる方もいらっしゃるかと思いますが、ものすごい手際でどんどん工事が進んでいきます。
今ではお家の骨組みは「プレカット加工」と言う、あらかじめ機械で柱や梁の継ぎ手、仕口加工をされたものが搬入され、現場で組み立てるという仕組みが主流になりましたが、そうした技術が発達していなかった昔は、すべて大工さんの手で墨付け・手加工をしていました。秋葉工務店の大工さんは全員がそうした時代を経験されてきた熟練の職人なのでとても頼もしいです。
そんな中でも、この日は智さんが自分のお家を建ててくれている大工さんの応援に来て、一緒に耐力壁の釘打ちをしていました。
屋根にもルーフィングシートが迅速に張られ、これで雨が降っても大丈夫です。
「ルーフィング」は屋根材の隙間から雨が侵入しても下地に染み込ませずに排出する役割を果たします。ですから、万が一屋根材の一部が災害などで欠損してしまったとしても、ルーフィングが傷んでいない限りはお家を雨漏れから守ってくれます。
屋根・構造用合板が張り終わったら、ホウ酸で家中を防蟻していきます。
床が白くなっているのはホウ酸ですね。ホウ酸は水に弱いので、工事中は雨に濡らさないよう注意が必要です。
こちらはバルコニー防水工事中の様子です。秋葉工務店では、FRP防水を標準仕様としています。FRP防水は耐久性・耐震性が高く、継ぎ目や凹凸・塗ムラのない綺麗な仕上がりが魅力です。
次週は中間検査がありますので、工事の進捗とその様子も併せてお届けします。
少しでも気になった方がいらっしゃいましたら、是非実際に現場見学会にいらしてください。
それではまた来週お楽しみに!
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