前回の記事でご紹介させて頂いた、南面のラス網にラスモルタルが施工されました。均一な厚みで綺麗に施工されたモルタルは、仕上げ材が施工される前の状態でも見応えがあります。この後、養生期間を経て仕上げ材の施工へと移っていきますので、完成を楽しみにお待ちください。
上の写真に写っている見慣れない建材は防震吊木といいます。
これを1階野縁受けと2階床梁の間に設置することで、上階から伝わる振動を減衰させて伝達する音を制御します。
こちらはクラックガードという建材です。
木造住宅の内壁の多くは木の柱に石膏ボードを打ち付け、その上にクロスが貼り付けられますが、木材は湿気の多い環境ではその湿気を吸い膨張し、乾燥した環境では含んでいる水分を吐出し収縮します。お客様へお引渡し後、この動きにより石膏ボードが動くため、どうしても1年目2年目のクロスに隙間やヒビ、ねじれ等が生じてしまうのですが、クラックガードを施工することでこれを予防します。
無垢床と天井ボードの施工がほぼ終わり、2階天井には小屋裏へ続く階段が設置されました。この後は、壁のボード張りと1.2階間の階段が施工されます。
「3104の家」予約制現場見学会は随時受け付けておりますので、是非ご予約の上、お越しいただければ幸いです。
それではまた次回を楽しみにお待ちください。
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