こちらは軒天。前回は下地の状態をご紹介しましたが、ケイカル板が施工されました。一般的には、小屋裏を換気するために、軒裏換気といって天井材の一部に有孔板(小さな穴が開いている板)を配置したり、天井材に換気部材を取り付けて通気を確保しますが、3104の家では屋根通気工法を採用し、軒先通気板金を施工しています。通気部材が目立たないので見た目がスマートに納まりますね。
室内は天井ボード下地が施工されました。軒天同様、野縁を施工しこれに天井材を貼りつけていきます。基本的に303mmピッチで取り付けられますので、物干し金具等、何か下地が必要なものを付けたいときはこの構造を覚えておいて頂くと良いです。
こちらは可変透湿気密シート(VCLスマート)を施工中の様子です。秋葉工務店では初めての採用になります。気密を確保しつつ、冬の湿気が少ない環境では湿気を通さず防湿性を発揮し、夏の高温多湿環境では湿気を通して室内側へ放出するという優れものです。これにより壁体内結露やカビ発生の防止に効果を発揮します。
さて、いかがでしたでしょうか?今回も変わった建材たちをご紹介させていただきました。
今週も予約制構造見学会を6/24(土)、6/25(日)、6/26(月)、6/27(火)に開催しております。是非構造の見られるうちに一度お越しいただければと思います。ご予約は、秋葉工務店HPの予約フォームからご予約いただけます。お気軽にご参加ください。
それではまた来週!
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