
2025年1月更新
2025年
これから家を建てる方必見 補助金最大 160万円 「子育てグリーン住宅支援事業」について
今回の補助金の特徴は
「子育てエコホーム支援事業」の後継事業として、最大160万円の「子育てグリーン住宅支援事業」が発表されました。
従来の省エネ住宅の水準を大きく上回る省エネ住宅を対象とする補助制度です。

POINT 1
補助金160万円の対象の住宅は GX志向型住宅※
GX志向型住宅は「全ての世帯」が対象になりますので、子育て世帯以外でも補助金を受けられます。
GX志向型住宅に比べZEH水準住宅では補助金が半額程度になっている点が住宅性能を重視する国策が現れています。
※GX志向型住宅の条件は…
①断熱等性能等級6以上
②再生エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率35%以上(BEI 0.65以下)
③再生エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率100%以上
となっており、160万円の補助金を得るにはかなりの高性能住宅が求められます。
POINT 2
子育て世代等の補助金※「18歳未満の子を有する世帯(子育て世帯)」又は「夫婦のいずれかが39歳以下の世帯(若者夫婦世帯)」
子育て世帯向けの補助としては長期優良住宅では80万円、ZEH水準住宅では40万円、どちらも解体があれば+20万円となります。
そこで、新築を考えている人がやるべきことは ?
GX志向型住宅で建てるべきです。まずこれから光熱費が下がることはあまり考えにくいので家に住んでからのランニングコスト(水道光熱費等)を徹底的に下げること。どうしても目先のイニシャルコスト(初期投資の費用)に目が行きがちですが、
実は生活するうえでずっとかかってくるランニングコストが、とても重要なのです。
特に住宅会社選びをするときに必ず聞いてほしいこと、それは・・・
「御社で建てた場合の住宅のUA値(ユーエーチ)はどのくらいですか?」
ということです。
これからは最高等級が最低限になる?
長らく住宅会社で最高等級と言われていた「次世代省エネ基準」。
この基準は1998年に制定されたもので、その後の平成25年基準、平成28年基準とほとんど内容は変わりません。
この基準がついに2025年4月より義務化、最低基準となるのです。
いろいろな性能表示が出てきてわかりづらくなるので統一してお話しすると、この基準が断熱等性能等級4と呼ばれる基準です。
この断熱等性能等級というものは1から7まであり、7が最高グレードです。
1から3に関しては既存の家に対してのみ適用され、新築住宅においては2025年4月からは4以上となり、2030年には5が義務化(最低基準)となります。
実はそもそも建築基準法というものは最低限の基準を定めたもので、これを守っていれば快適な暮らしができるというものではありません。
断熱等性能等級というものは地域によってその求められるUA値が違い、私たちが住む千葉県地域には5,6,7地域※²という3種類の地域があります。
※²日本を同じ気候エリアごとのまとまりで8つの地域に分けたもの。(省エネ地域区分)
だからこそ必ず
御社で建てる私たちの家のUA値はどのくらいですか?
と聞いてほしいのです。

