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サッシの基礎

こんにちは。(株)秋葉工務店 秋葉智です。今回はサッシの基礎について調べました。


●サッシ

外壁の開口部に設置される、採光(さいこう)材料(ガラス)とその支持部材で構成される部品。

開口部の内観を図1に示します。サッシ(sash)は本来、障子(しょうじ)部分を指す語ですが、通例、枠と障子を含めたものをサッシと呼びます。障子はガラスとガラスの周辺を支持する框(かまち)で構成されます。額縁(がくぶち)はサッシ本体ではなく、枠と壁仕上げの見切り部材です。

サッシ枠の形状や材質、性能、開閉形式などは建物の立地、規模、構造、用途などにより選択できるように様々なものがあります。サッシ(枠、框)の材質として以下の種類があり、特に断熱性能が種類によって著しく異なります。


・アルミサッシ

我が国では一般的に使用されている材質です。軽く開閉が楽であり、錆・腐食には強いのですが結露しやすく断熱性に劣ります。

・アルミ樹脂複合サッシ

室外側にアルミ、室内側に樹脂を組み合わせたサッシです。アルミサッシの結露しやすい欠点を多少改善しています。

・樹脂サッシ

合成樹脂製で熱伝導が低く断熱性が高いサッシです。複層ガラスとの組み合わせで高い断熱性が得られ、水密性、気密性にも優れます。価格はアルミよりも高めです。

・木製サッシ

質感・風合いが良いのが木製サッシです。結露には強いのですが腐朽・摩耗など耐久性にやや劣ります。無垢材、集成材、積層材を用いたものがあり、経年変化による木の狂いなどを克服する工夫も施されています。

 

窓の性能は、住宅性能表示のほか、社会的な背景により要求される項目及び等級があり、JISや建築基準法などにより規定されています。(一社)日本サッシ協会では、消費者に正しく情報を伝える目的で窓の性能を(窓の基本性能である3項目/安全・安心に関係する3項目/居住の快適性に関係する4項目)の10項目で示しています(図2)。

 

防火性能に関しては、「建築基準法および同法施行令により要求性能が定められており、防火地域や準防火地域では要求される防火性能が認定されたサッシやドアセットを使用する必要があります。

サッシの枠形状は躯体に対する取り付け位置により、サッシ枠が壁厚内に納まる内付けタイプと、壁厚の外に出る外付けタイプに大きく分かれ、日本では枠の一部が壁厚の外部側に出る、半外付けタイプが主流です。

住宅の断熱において、最も熱損失が多いのは窓です。そのため諸外国は窓の断熱性に対して厳しい最低基準を設けています。複層ガラス以上が常識となった現状において、窓の断熱性能に関しては枠材(框を含む)の断熱性が重要になります。枠材の断熱性能は、低い順からアルミ、アルミ樹脂複合、樹脂、木製となります。その結果、大半の諸外国で樹脂サッシが最も多いサッシとなっています。木製サッシは高性能ですが、高価であることから、普及率は樹脂より低くなっています。

日本ではアルミが1割、アルミ樹脂複合が7割、樹脂が2割程度というのが実態に近いようです。


 




 




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